2019.10.5 アジ釣り

前回の投稿と同じく、伊万里湾のアジ釣りレポートです。

今までは、遊漁船での釣りが多かったのですが、最近、ボートを所有している方に乗せてもらって釣りをすることが多くなりました。この方は松熊さんといって私の保険のお客様です。今年の4月に初めて乗せてもらって、それ以来お世話になっています。船は肥前町の高串港に係留してあります。

今回は8/17に夜釣りでイサキを狙って以来の久しぶりの釣行です。この時はウリボウが数匹の寂しい釣果でした。その後は台風が来たり私の母が危篤になったりで釣りに行くことが出来ませんでした。

この日はゆっくり行こうということでAM6:00にまるきん糸島店でエサのアミを一人2角ずつ買って、7:00頃に高串港に到着しました。天気予報では翌日からはシケでこの日も多少風がある予報でしたが無風でベタ凪の様子です。「ラッキー!」と思いながら船に道具を積み込み7:10頃出港しました。まずは山島のイケス横のポイントを目指して船は走ります。30分ほどで到着しアンカーを入れて釣り開始です。

 

仕掛けは自作のサビキでエダスは少し長めの20cm位にしています。今回で3回位同じ仕掛けを使っていますが、ビーズを入れてエダスを出しているので傷みがひどい部分は取替えてハリ先はヤスリで砥いで鋭さを保っています。でもモトスが劣化すると切れることがあるので次回は新しく作り直そうと思います。

 

マキエをカゴに入れて第一投です。カゴが着底し竿を大きくシャクると早速アタリが来ました!しかし魚は掛かっていません。仕掛けを上げてみるとエダスが一本切れていました。その後30分ほどネバリましたが二人ともアタリがなく移動することにして青島方面に30分ほど走りました。再びアンカーを入れて釣り開始です。すると松熊さんに早速アタリがあり20cm弱のアジが2匹あがって来ました。その後は二人とも順調にアタリが続き、一時は入れ食いでいっぺんに4,5匹釣れることもありました。

1時間ほどで釣り始めの頃の入れ食いは収まったのですが、一回り大きなアジが掛かるようになりました。「お刺身サイズゲット!」で魚はどんどんイケスに溜まって行きます。

釣りを続けていると突然松熊さんが「アッ!」と大きな声を出したので何事かと見ると、釣竿が海にゆっくり沈んでいくところでした。仕掛けを入れたまま横を向いて釣った魚の下処理をしてる時に魚が掛かって海に引っ張り込まれたのです。なす術もなく海中に消えていくのを見送るだけでした。過去にもこのようなことは4,5回あったそうです。松熊さんはめげずに別の竿に変えて釣りを続けます。

それから2時間位して私に何か引っ掛かったのですが、根掛りと違って重たいながらもジワーッと揚がってくるのです。仕掛けを上げると松熊さんとオマツリしていたのですが別の仕掛けがもう一つ絡んでいるのです。その仕掛けに付いている道糸を手繰ると何かが揚がってきます。「これは、もしかしたら!」と思っているとさっき海にダイブした松熊さんの竿が揚がってきたのです!。どうやら海中に漂っていた道糸に私達の仕掛けが引っ掛かったようです。何はともあれ竿が戻ってきてメデタシメデタシでした。

12:00頃になるとアタリが少なくなりました。エサはまだ残っていたのですが、魚は十分釣れたので13:30頃にはやめて14:30には帰港しました。家に帰って数えてみると61匹でした。翌日にアジフライ、刺身、なめろうにして頂きました。

伊万里湾のアジは年中釣れるそうなのですが、これからの季節、外海がシケのときは行く機会が増えそうです。

 

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